こんにちは! 焙煎香房まめや倉敷コーヒーです。朝晩寒さを感じるようになり、暖かいコーヒーが美味しい季節になりました。
当店には当然のことながらコーヒーがお好きなお客様が多くいらっしゃいますが、その中でも「コスタリカのコーヒーが好き」と言われるお客様が目立ちます。
コスタリカ(中米)は太平洋とカリブ海に面していて、国土を横断する火山帯が標高差のある変化のある地形を作っています。熱帯地帯でありながら標高が高いので、昼夜の温度差が激しくなり、より引き締まったコーヒー豆を作ることができます。赤道の真下にある熱帯地域なので安定した日照量もありますが、適度な日照量にするために「シェイドツリー」という日光を遮って日陰を作るための木をコーヒーの木の横に植えています。
また火山灰によるミネラル豊かな土壌は保水力もあり、コーヒーの為の栄養と酸素供給も助けています。
コスタリカではアラビカ種という高品質なコーヒー種のみ栽培が許可されていて、他の種類の低品質なコーヒー豆の栽培は法律で禁止されています。
当店で扱っている「コーラルマウンテン」はSHB(ストリクトハイビーンズ)と呼ばれる標高1400~1500mという最も高いランクで収穫された豆であり、サンホセ西部の山岳地帯の限定農園で丁寧に栽培収穫されたものです。
苦味が少なく、甘みとコクがあるまろやかな味わいが人気です。
酸味がお好きで浅煎りで買われる方も多いですが、いつも深煎りにするという方もおられ、上品な苦みを楽しむ方もおられるようです。
ぜひお好きな焙煎度合いでお愉しみください。